水墨画教室「立雛」「ネコ」
3月3日は桃の節句ということで立雛を描きます。
正面向きの絵になりますので顔を中心に衣のソデや袴がシンメトリー(左右対称)になるよう意識しながら描きます。
昔の立雛(の衣の模様)には藤の花と松の木が描かれました。ふじを「藤」と「無事」にかけている言葉だそうです。松は長寿を意味しますので無事に長生きしますようにという意味が込められているのでしょうか。
現代でその模様はあまりつかわれなくなりました。
シンプルに描いたネコ
シンプルだけに変化のある線が重要になってきます。
頭から胸、左の前足にかけての線がそれにあたります。この線が綺麗に決まるよう何度も練習をすると筆の使い方が上達しているはずです。
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